アメリカの音楽家トレヴァー・パワーズこと Youth Lagoon が8年ぶりのニューアルバム『Heaven Is a Junkyard』を携えて戻ってきた。まずはリードシングルとなる「Idaho Alien」を是非聴いてみて欲しい。
この曲を聴いて出てきた言葉は、”プリミティブ” という言葉だった。その意味には、原始的、素朴なということらしい。歌詞も面白いので翻訳してご紹介しよう。
Idaho Alien 歌詞
ビリー、帰ってきて。
そしてビリー、止まるな
パパ 帰って来て
“パパは喋らない
ラジオには クソみたいな老警官が隠れてる
ハイになってるかもしれないし、なってないかもしれない。
悲しみが
君に伝わったんだ
どうしてわかったんだろう…
どうやって始まったのか不思議だ…
庭の天使
カミソリが研がれた。
**私はそれがどのように起こったか覚えていません。
血は爪先立ちの風呂を満たし
私は辺境を恐れない
どうしてそうなったか覚えていない。
血は爪楊枝の風呂を満たし
私は辺境を恐れない
ビリー、帰ってきて
ビリーはパンクじゃない
パパが帰ってきた
パパはジャンクだ
ビデオテープ、フィッシャーマンズノット。
浴槽を満たし、神を待つ。
水の中にも悲しみがあった
誰が私を見つけるのだろう
石切り場の小さな石
誰も物語の結末を教えてくれなかった。
**
アイダホ星人
アイダホ星人、アイダホ星人
アイダホ星人
泣くなよ
アイダホ星人
アイダホ・エイリアン
アイダホ星人
さようなら
リリースの詳細については、indienative に譲るとして、
デニムのファイヤーマンジャケット
アー写でトレヴァー・パワーズが着ているデニムに注目頂きたい。パッと見、どこかのブランド物のデニムのチャイナ・ジャケットかな?と思いきや、少し拡大してみるとデニムのファイヤーマンジャケット (消防士用のジャケット) のようです。
ファイヤーマンジャケットで特徴的なのが、ボタンの代わりとなる金具、その名もファイヤーマンバックルと言います。日本ではあまりデニムのファイアーマンジャケットは見なくなったような気がします。
海外ですと、RALPH LAUREN が良くデニムのファイヤーマンコートを出していたような気もしますが。