2023年の11月頃にガールズで発売された「11.5ozデニム ジプシークロップド ドリズラーJKT」のメンズ・バージョン「11.5ozブラックデニム ジプシードリズラーJKT」が発売されたようなので、Kapital 恵比寿に買いに行きました。
11.5ozデニム ジプシークロップド ドリズラーJKT
当初ガールズ・バージョン見た際は特に何とも思わなかったのですが、その時はデニムを立体的に編んでいるように見える部分が目を引くものの、サイズ感からかあまりインパクトを感じませんでした。
しかしメンズ・バージョンを見た際に、デニムジャケットから風を感じたというか、風の残像が見えたというか、これ欲しいというよりも、これ着てみたい!?というような、今までにない魅力を感じました。
11.5ozデニム ヒッピー クロシェットスリーブ 1stジャケット
Kapital は2021年ぐらいだったからか、デニムの 1st ジャケットの腕の部分に大胆に編み込みを入れて、部分的に格子状にカットするなど皮を持ってきたり「11.5ozデニム ヒッピー クロシェットスリーブ 1stジャケット」これまでにない (?) デニムジャケットの製作に着手しています。
流石にこれはおしゃれ過ぎて敷居が高く手が出なかったのですが … 数年前に海外の方が着ており、すごく似合っていました。
11.5ozデニム ウィンドペン1ST JKT (加工)
次の2022年夏に登場した「11.5ozデニム ウィンドペン1ST JKT (加工)」も中々パンチのあるビジュアルで、デニム 1st ジャケットの歴史に爪痕を残したのではないでしょうか。
11.5ozブラックデニム ジプシードリズラーJKT
これもかなり斬新でインパクトがありましたが、2024年6月に発売された「11.5ozブラックデニム ジプシードリズラーJKT」は、この流れを汲みつつ更なる進化を感じます。
やはり目を惹くのは、デニムの袖と胸部の部分に施された立体的なクラフト感のある編み込み部分です。当初デニムを捻って編み込んでいると見えた部分を実際に見てみると、リボン型にデニムの中央で縫うことで平面的ではなく、立体的な動きを付けることで動的になっていることが分かりました。
今期は、バタフライ型のコンチョをモチーフにしたアイテムが多数出ており、この立体的に見えるデニムの編み込み風の部分もバタフライをイメージしているものだと思います。
実際に半袖でジャケットを着てみると、風が通り抜けるの分かります。デニムジャケットで “風” を感じることができるなかなか稀なデニムジャケットです。素晴らしいアイディアと技術・縫製技術の高さを再認識しました。ちなみに、このデニムのバタフライ部分が、テロメア維持機構↓に見えるのは私だけでしょうか。
Breakthrough Discovery in Telomere Maintenance Mechanism Sheds Light on Cancer and Genetic Disorders
Researchers have uncovered a key mechanism that maintains proper telomere length, involved in cancer and telomere-related disorders. Learn more: https://t.co/hrTB93nRPf pic.twitter.com/VpKZtOrpha
— Inside Precision Medicine (@Inside_PM) June 8, 2024
最後に商品の詳細ですが、サイズは3展開のみで、ブラックとインディゴの2色展開だと思います。現在ブラックのみ直営店で販売されており (24年6月8日現在)、後にインディゴ Ver も発売されると思います。
個人的にはブラック推しで、11.5oz となっていますが、デニムは洗いがかかっており、かなり柔らかいです。この記事で紹介したアーカイブ・アイテム「11.5ozデニム ジプシークロップド ドリズラーJKT」、「11.5ozデニム ヒッピー クロシェットスリーブ 1stジャケット」、「11.5ozデニム ウィンドペン1ST JKT (加工)」は店舗には既に在庫がないようです。
繰り返しになりますが、ここ数年の Kapital は、「これは買い!」というアイテムがあった時にピンポイントで買いに行かないと、中々正規で手に入れるのは難しいですね。