Handwerker のデニムノーカラージャケット「Denim Nocollar Blouson」

Handwerker のデニムノーカラージャケット「Denim Nocollar Blouson」

こちらは Aseedoncloud のコレクションから登場した、ドイツ語で “職人” という意味を持つ Handwerker (ハンドベーカー) が2021年の秋冬に発売したデニムノーカラージャケット「Denim Nocollar Blouson」です。

Handwerker の定番アイテムとして知られる「Nocollar Blouson」のデニム・バージョンです。ノーカラーのシルエットが美しい、肉厚なインディゴ生地、左ポケットのパッチなどが特徴的な、ノーカラーのデニムジャケットです。

着てみると分かるのですが、ずっしりとしたデニムの重さと、デニムの鎧 (そんなに重くないが) のような圧倒的な存在感に驚かされます。そこそこ厚みのあるデニムですので、中にセーター着れば冬場でもいけます。

すっきりとした印象のノーカラーデザインに、テーラードジャケットを思わせる立体的な縫製が特徴のショートレングスのジャケット。左胸に配した大振りなポケットは片方の下部のみにマチを持たせた作り。内側には4つのペンスロットを設けスナップボタンで開閉するフラップをあしらっています。

裾は前を長くした前後差のある仕様で、フロントを古いベストを彷彿とさせるような斜め上がりの形状でデザインされています。素材はヴィンテージのデニムをイメージして作成した岡山産の13ozデニム。

インディゴの色合いを通常より薄目にし、ムラを弱めにすることで当時のナチュラルな雰囲気が再現。予め防縮、ねじれ加工が施されておりますので変わらぬシルエットで愛用できるとのことです。

着画はこんな感じです

Handwerker とは?

Handwerker (ハンドベーカー) とはドイツ語で “職人”。空想の職業から生まれ出る特別な生活着やワークウエアを作り続ける ASEEDONCLOUD から派生した小さなコレクションです。

毎シーズン新しいコレクションを作り出す中で、ある種の普遍性を有したウエアだけを抜き出し、“職人の服”というカテゴリーでスタートしました。

使用される生地もこだわりぬかれた素材を使用し、日々の仕事や生活で活用できるさまざまなディティールも特徴です。特に明治から続く岡山の帆布工場で、1970年代のベルギー製織機により無糊でゆっくり織られた生地や、シャットル織機での雲斎織を特別な色で染めたシリーズはプロユースにも耐えうるもので、未来のヴィンテージになりうるウエアです。

<Handwerker オフィシャルサイト>