FOB FACTORY のダック・ワーク・パンツがかなり重宝する件

2024年の秋頃、FOB FACTORY (ファブ・ファクトリー) のダックパンツ「F0530 Cotton Duck Works Pants (コットン ダック ワークパンツ)」を試着しに上野のアメリカ屋に久しぶりに行ってきました。FOB FACTORY のダックジャケットとパンツが良さそうという気配を感じ、これは一度試着して買うか決めたいと思っていました。

こちらのダックパンツは、11ozのコットンダックを FOB FACTORY がオリジナルで製作、3本ステッチの巻き縫いや、適材適所にリベットバーで補強した仕様、後ろポケットの底には補強用のスレキを貼る二重仕様で、ワークパンツらしい頑丈な作りになっています。

上野のアメリカ屋は、既にSサイズは sold しており、Mサイズを試着しました。これが結構色味とか、そんなに厚くない生地感とかストンと履ける感じでスタンダードで良かったです。

ダックパンツ (ブラウン・キャンバス) は、Kapital や Carhartt、orSlow などのモノを持っていますが、各社拘りがあって生地感とかデザインが異なるのですが、FOB FACTORY の「F0530 コットン ダック ワークパンツ」は、この中でも最もスタンダードな感じで、他のダックパンツと比べて、あまり主張してこない点が合わせやすくスタイリングしやすいのではないかと思います。

ブラウンダック・キャンバス生地の魅力について

例えば Kapital のダックパンツだとランバーパンツやWニーイージーバギーパンツのように型が存在しますので、結構ワーク感が強いです。Carhartt や orSlow もペインターパンツが元のデザインとなっていますので、やはりワークパンツ感が強いです。

Kapital バナナ・リメイク Wニーイージーバギーパンツ

一方で、FOB FACTORY のダックパンツ (F0530 コットン ダック ワークパンツ) は、”ペインターパンツをデザインベースにしつつも、敢えてハンマー用ポケットなどのディテールは削ぎ落し、タウンユースにピッタリな品の良さ漂う1本に仕上げた” とのことで、その通りのタウンユースにぴったりなダックパンツに仕上がっています。

合わせやすいダックパンツとしては、最も重宝する1本ではないかと思います!ワイド感、丈はちょっと長めですがロールアップすれば問題なく、総合的に非常に優れていると感じます。

ネットなどで調べてみても、特にSサイズはどこも sold なようで結構地味な人気があるようです。価格も各ブランドに比べると、やや FOB FACTORY のダックパンツの方が安いでしょうか (16,500円)。

また後で気付いたのですが、このダックパンツ、全サイズで股下が81cmと同じなんですね。私はワンサイズ大きいMサイズを購入したのですが、冬場は例えば、GUの最も安く生地が薄いスエットパンツを履いた上からこのダックパンツを履くと冬場には結構丁度良いです。