ゆったりとしたシルエット、Kapital「ジプシーブラウス1ST JKT」の魅力を語る

ゆったりとしたシルエットのジプシーブラウス1ST JKT

ゆったりとしたシルエットの新たなジャケットの可能性を提示した、Kapital の「ジプシーブラウス1ST JKT」をご紹介します。

こちらのジャケットは、Kapital が2021年以降にリリースしている、ゆったりとした身幅で、身頃や袖にたっぷりと寄せられたギャザーが印象的なビッグシルエットのジャケット「ジプシーブラウス1ST JKT」シリーズです。

その名の通り、フロントに1つポケットのある 1st タイプのデニムジャケットの型をモチーフにしていますが、現代風にアップデートされており、ゆったりとスペースが取られユニセックスで着ることができます。

こちらのジャケットは、これまでにデニム、キャンバス、ツイル、コーディロイ、ヘリンボンなど様々な異なる生地の「ジプシーブラウス1ST JKT」がリリースされています。

(写真は、8ozデニム ジプシーブラウス1ST JKT(アイスウォッシュ加工)です。かなり生地が薄くシャツのようなジャケットです)

ジプシーブラウス1ST JKTの魅力

このジャケットの魅力は、繰り返しになりますが、ゆったりと取られた身幅と袖のスペース、寄せられたゴージャスなギャザーです。個人的に暑がりなので、秋口にジャケットを着ると、すぐに汗をかいてしまったり、外に出て動くと代謝が良いのかジャケットとインナーが触れる部分に熱を持ち気になってしまいます。

しかし「ジプシーブラウス1ST JKT」の場合は、ゆったりしたスペースがありますので、インナーにトレーナーやセーターを着ても密着感がなく、風通しが良いというのが特徴です。

Kapital のデザイナー平田和宏氏は、デニムジャケットの上に「9oz ヒッコリー ジプシーブラウス 1ST JKT」を着こなしています。

orSlow のダットデニムジャケット

orSlow × BEAMS による別注アイテム「3dタイプ・デニムジャケット」が発売!

Kapital の流れを汲んでか?分かりませんが、同じく世界的に人気のデニム・ブランド orSlow も、2023年9月頃に orSlow × BEAMS によるコラボ・アイテム「Dad’s Denim Jacket」をリリースしています。

商品名の通り、ダット = お父さんが着ているようなゆるい感じの大きめサイズをコンセプトに、90年代を意識した古着感あるルーズフィットで製作されています。

こちらのジャケットは、デニムの 3rd タイプをルーズフィット仕様にアップデートしています。基本的に 3rd タイプのデニムジャケットは、タイトなものしかないのではないか?と思いますが、こちらのコラボ (別注) では、丸みを帯びたかわいらしいシルエットのデニムジャケットになっています。ポケットの配置もとても良い感じです。

Kapital の「ジプシーブラウス1ST JKT」と同様に、着ると肩がストンと落ちるためシルエットがダボっとした感じになります。

デニムジャケットの新定番

デニムのジャケットというと、古い世代であればタイトに着たり、若い世代であれば大きめサイズを買って緩く着たりといった流れがあると思いますが、Kpital の 1st JKT は元々ビックシルエットに、ゆったりとした服作りになっていますので、これまでのデニムジャケット (又はジャケット) とは違った着心地、シルエットを楽しめます。

古い世代であれば、最初着てみると違和感があると思いますが、慣れれば上手く合わせることで良さが分かってくるかと思います。このジャケットが1つ持ってると、またスタイリングの幅が広がると思いますのでとてもおすすめです!