orSlow から 70’s のブッシュジャケットをモチーフにした「Denim Half Coat (6 Month Wash)」が登場!毎年秋ぐらいに登場する既存店で流通しているスタンダードモデルではなく、多分小ロットのこだわりアイテムではないかと思います。
近年、orSlow のアイテムはブラウンダックのアイテムが出れば買っていたのですが、新規のデニムアイテムからは遠ざかっていたのですが、今回の「Denim Half Coat」は気になって購入してしまいました。
4万弱で消費者としては高いと思いますが、どこもインフレで仕方ないですね。他を切り詰めるしか …
orSlow「Denim Half Coat (6 Month Wash)」
というのも、以前出ていた赤いチェックのブランケットの裏地が付いた「Lining 1950’s Coverall Denim OW+Check」など、買いそびれると次の機会がないため、デニムアイテムを集めている身からするとロングしてしまいました。
今回登場した「Denim Half Coat (6 Month Wash)」ですが、初見は近年各ブランドも力を入れていたデニムの 3rd ジャケットとデニムパンツの上部をくっ付けたようなカスタマイズ性があると思っていたのですが、70年代に製作されていたデニムコート、通称ブッシュジャケットをモチーフに作られたものだそうです。
近年、各デニムブランドから出た 3rd ジャケット
やはり24年に登場した Kapital、ジャガード織のフェザー (新色) と SPEAKEASY 仕様の 3rd ジャケットが共にパンチが有りますね。23年の orSlow x Beams のビックシルエットの 3rd も欲しかったのですが、流石に見送りました …
ビンテージリーバイスの70’sのブッシュジャケット
こちらは、ビンテージリーバイスの70’sのブッシュジャケット。当時のものはかなりシンプルに見えますが、今季 orSlow がドロップした「Denim Half Coat」は、肩幅とか襟元、袖、胴回りのポケットなどギミックに凝っていて流石だと思います。
70年代にブッシュジャケットが登場した背景
70年代にが登場した背景としては、アウトドア・サファリスタイルの流行があるようです。1970年代に流行したブッシュジャケットは、元々サファリジャケットとも呼ばれ、探検家やアウトドア愛好者のためにデザインされた実用的な服装でした。
ポケットが多く、耐久性に優れていることから、活動的で自由なライフスタイルを象徴するアイテムとして注目されました。この実用的なデザインは、カジュアル化する社会の動きと合致し、都市部でもファッションアイテムとして取り入れられました。
Kapital も23年の冬に、ハンティングジャケットの要素を取り入れた新たなカバーオール「プロペラカバーオール」を発売しています。こう見ると Kapital、orSlow 共に、サファリジャケット、ブッシュジャケット、ハンティングジャケットなど当時のデザインをモチーフに現代に合わせた素晴らしいアイテムを現代に甦らせています。
orSlow「Denim Half Coat Black Denim Stone」
orSlow「Denim Half Coat」ですが、カラーはデニムの 6 Month Wash に加えて、Black Denim Stone の2タイプで展開しています。またガールズでは、似たようなデザインのロングタイプの「Denim Coat (インディゴカラー)」が登場しています。ハーフとロングで大分表情が違うように感じます。
orSlow「Denim Coat」
ロングコートはインディゴカラーということもあり、特に面白みもないのでハーフコートのデニムウォッシュがおすすめです!