Knickerbocker、日本の高級ヘリンボーンコットンツイルを使用した「SERVICE CHORE COAT」

Photo by TODAY IS THE DAY

NYブルックリンのファクトリーブランド Knickerbocker (ニッカーボッカー) のカバーオール「SERVICE CHORE COAT」についてご紹介します。2017年頃に大阪のセレクトショップ TODAY IS THE DAY さんで購入したこちらのジャケット、今振り返ってもヘリンボーン生地でここまで雰囲気があるヘリンボーン生地にはこれ以降出会っていません。

日本製の高級ヘリンボーンコットンツイルを使用

それもそのはずで、使用しているヘリンボーン生地は日本製高級生地で忠実に作られたものです。Knickerbocker は、衣服の歴史に目を向け、最高級の素材と工法に妥協しない姿勢でアパレルをデザインしています。

Knickerbocker のクラシック

SERVICE CHORE COAT は、ミリタリーテイストのオーバーコートで、Knickerbocker の正真正銘のクラシックです。日本製の高級ヘリンボーンコットンツイルを使用し、月桂樹をモチーフにしたボタン (13スターのブラックカッパーボタン) を配したこのチョアコートは、歴史上フランス軍やアメリカ海兵隊を暖かく守ってきたコートに直接由来するものです。何よりも注目したいのが Made in NYC ということです。

仕様

・日本から取り寄せた9オンスのヘリンボーンコットンツイルを使用
・シャトル織機で作られた生地は、ウォッシュ加工によりソフトな手触りとヴィンテージ感を実現
・USアーミーの13スタータック・ボタン (ブラックカッパー)
・縫い目は二本針、フェルト、チェーンステッチで仕上げ、耐久性に優れた構造
・ハンドポケット2つと胸ポケット1つのパッチポケットを装備。
・胸ポケットにペンステッチ
・襟は立てても下げても使えるノッチカラー
・縮絨加工を施したテーラードフィット仕様
・NYC製

Knickerbocker とは?

ニッカーボッカーは、2013年9月に Andrew Livingston (アンドリュー・リビングストン) によって設立されたニューヨークを拠点とするブランドです。ニッカーボッカーはブルックリンとクイーンズの境界で工場を購入し、製造会社として設立されたのがブランドの始まりです。その製造会社は、自分たちのやり方で物事を行うことに共感するアーティストやブランド、個人たちのコミュニティを育んでいきました。工場のドアを開けると、ミシンや生地、長い裁断台が並ぶ中、スケートボード用のスロープが迎えてくれます。

ファクトリーは、テキスタイル、機械、衣服の仕上げなど、ファッション生産のニュアンスを実験するための親密な環境を提供する手段だったのです。ニッカーボッカーは、このような形成期を経て、人とプロセスに対する感謝の念を抱くようになり、現在もその姿勢を崩すことなく、たゆまぬ努力を続けています。現在、ニッカーボッカーは、工場にいるときと同じように親密な関係を保ちながら、同じような価値観を持つ工場と密接に協力し、誠実さの上に永続的な製品を生み出すというブランドの基本原則を守り続けています。

ニッカーボッカーは、工場から、クラシックなアメリカンスタイルのルーツに根ざした独自のブランドを生み出しました。このブランドは、アンドリューが工場で過ごした初期の時代と、芸術、音楽、スポーツ、そしてアメリカの豊かなサブカルチャーへの興味を融合させた、様々な影響を持つカクテルです。

ニッカボッカのコレクションは、お客様が大切に使っていただけるような、意味のあるアイテムを作りたいという思いで作られています。それぞれのコレクションは、実用性と目的を念頭にデザインされ、語るべきストーリーを持ち、創造的なオリジナリティを実践し、伝統を尊重し、持続可能な活動を奨励し、未来の世代に奉仕するものであること。